開催概要

芦川瑞季さんは、出会った風景やそのときに受け取った感覚を起点に、リトグラフ技法を用いて作品を制作しています。今回は、芦川さんが近年関心を寄せ、制作のモチーフにも取り入れている「埋立地」を実際に巡るツアーを実施します。芦川さんから制作背景を伺いながら、一人ではなかなか立ち入ることのできない東京の「裏面」を一緒に巡りましょう。

【アーティストから皆さんへ】
東京都では海面に埋め立てた土地を廃棄物の処分場として活用していますが、その後役割を終えた処分場は、土を被せ地面をならし公共空間として利用されています。

例えば東京湾に浮かぶ島のような形状の公園である「海の森公園」は、元々は中央防波堤内側埋立地という、東京23区の処分場でした。
本企画では、都内とはいえアクセスしづらい位置に存在するこの公園周辺の空間を皆さんと一緒に散歩します。
加えて昨年3月に解放された東京ゲートブリッジにも行く予定です。

東京ではモノやコトと自分自身との距離が近く、思い通りに街を歩ける感覚がありますが、今回はそのようなものとかけ離れた、だだっ広い空間の中をひたすら歩きます。
何も無いといえばその通りですが、管理の手から溢れた何かがそこにはある感じがして。
私たちの消費生活の向こう側にあの世界が在ると思うと不思議な気分になります。
そんな感覚を皆さんと共有できたら嬉しいです。

所要時間は2〜3時間くらいで、駅から埋立地へのバス代は自己負担でお願いします。
お昼ご飯を買えるところは無いため事前に食べてきてください。
歩きやすい服装で、寒さ対策忘れずに。

開催日時

2025年1月20日(火)13:00-16:00

集合場所

東京テレポート駅前バス停
※バスに乗り遅れると合流が難しいので、時間厳守でお願いします。
※解散場所は新木場駅となります。

当日連絡先:080-3510-2318

参加費

無料
予約不要

芦川瑞季/Mizuki ASHIKAWA

1994年生まれ。武蔵野美術大学大学院博士後期課程修了。出会った風景から受容した気分をもとに、リトグラフを用いて作品制作を行う。版の表面性や不可逆性と、知覚から得られる情報を重ね合わせ断片的イメージを構成している。近年は過渡性のある風景に関心がある。

主な展覧会:
2025年  個展「芦川瑞樹 展」アートゾーン神楽岡、京都
2024年 「落石計画第14 期 霧界/Unbound」旧落石無線送信局跡、北海道
2023年 「誰かのシステムがめぐる時」トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京

主な受賞歴:
2022年 第3回 PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ2022 一般財団法人NISSHA財団賞
2021年 第8回山本鼎版画大賞展 大賞
2019年 アートアワードトーキョー丸の内2019 A.A.T.M.2019三菱地所賞
2018年 第19回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト