開催概要
アートセンターBUGで開催中の雨宮庸介個展「雨宮宮雨と以」の関連イベントとして、音楽家、詩人の志人さんとアーティストの梅田哲也さんをお招きしてライブパフォーマンスを開催いたします。
志人さんはヒップホップクルー降神としてラッパーのキャリアをスタートさせ、今ではラップに限らない詩作や音楽制作などに活動の幅を広げ、独自の地位を築いてきました。また、梅田さんも音響や音に拠り所にしながら、インスタレーション作品の制作・発表やライブパフォーマンスなど多岐に渡る活動を続けています。
それぞれ雨宮さんのこれまでの作品制作の中で協働する側面もある中で、この3名でのライブパフォーマンスは初の試みとなります。
10月29日(日)18時~19時
無料
アーカイブの配信はございません。
独自の日本語表現の探求により言葉に秘められた全く新しい可能性を示す。
音楽制作のみならず、舞台芸術、古典芸能の語部やアーティストらと協働して分野を超えた活動を行う。
京都国際舞台芸術祭2016では松本雄吉(維新派・演出)内橋和久(音楽・演奏)『PORTAL』の舞台にて主演を担う他、「音で観るダンス」(https://otodemiru.net/)では、音により視覚情報を補助する音声ガイドを担当(2018)。
藝大プロジェクト2022 「藝大百鬼夜行」では ストラヴィンスキー『兵士の物語』を川村亘平斎(影絵師)×志人(語部)×藝大生で公演。漢検・漢字博物館(漢字ミュージアム)での「企画展『カンジ・ムジカ』~春と愛と漢字に溺れる、音とアートの企画展~」(2020)では、言葉の起源を表現した空間演出を行う等、言葉と音の源流を遡上する芸術活動を行っている。
2021年にセルフ・プロデュースアルバム「心眼銀河-SHINGANGINGA-」,「視覚詩・触覚詩 心眼銀河 書契」を発表。
作品はよく建築や音楽のようにとらえられます。なにをつくるかは手をつけてみないとわかりません。
近年の個展に「梅田哲也 イン 別府『O滞』」別府、大分(2020-21)、『うたの起源』福岡市美術館(2019-20)。近年のパフォーマンス作品では『リバーウォーク』京都中央信用金庫旧厚生センター、京都(2022)、『9月0才』高槻現代劇場、大阪(2022)など。「奥能登国際芸術祭2023」珠洲、石川(2023)で現在インスタレーションを出展中。
1975年茨城県生まれ。山梨県在住。第15回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ。現公益財団法人江副記念リクルート財団の奨学生として2011年に渡欧し、2013年Sandberg Institute(アムステルダム、オランダ)修了。2014年度文化庁新進芸術家海外研修員(アムステルダム、オランダ)。以降、ベルリンに拠点を構え、2022年に帰国。現在、日本を拠点に活動。
主な個展に『H&T. A,S&H. B&W. (Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)』SNOW Contemporary、東京(2021)、主なグループ展に『土とともに 美術にみる〈農〉の世界―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―』茨城県立近代美術館(2023)、『Reborn-Art Festival 2021-22』日和山公園 旧レストランかしま、石巻(2021)、『りんご宇宙―Apple Cycle/Cosmic Seed』弘前れんが倉庫美術館、青森(2021)など。