開催概要

第3回BUG Art Award関連イベントとして、応募に向けて特に準備が必要な3要素「ポートフォリオ」「ステートメント」「展示プラン」についての講座を開催します。美術作家であり東京藝術大学と広島市立大学の講師も務められている菅亮平さんをお迎えし、菅さんが大学で行ってきたアーティストのプレゼンテーションやセルフマネジメントに関する講座を特別にアレンジした内容でお届けします。BUG Art Awardへの応募は未定の方もお気軽にご参加ください。

今回は菅さんに加え、第1回BUG Art Awardのグランプリの向井ひかりさんにも登壇いただきます。向井さんにはご自身のポートフォリオの紹介をしていただきます。その後、菅さんに向井さんのポートフォリオを通して、ポートフォリオ作成についてのポイントを説明いただきます。
BUG Art Awardの応募を考えている方はもちろん、今後他の公募を応募する際にも参考になる内容ですので、ぜひ皆さま奮ってご参加ください。

▼過去に開催した菅さんによる「ポートフォリオ作成基礎講座」の講義録はこちら

▼講座の全体像
11月8日(金)「ポートフォリオ作成講座」
12月6日(金)「ステートメント作成講座」
1月17日(金)「展示プラン作成講座」
*講座共通のレジュメを2025年2月26日まで公開中です。レジュメはこちらから

開催日時

2024年11月8日(金)19:00-20:30

参加費

無料
事前要申込、オンライン開催

菅亮平
菅亮平
美術作家、SLAP総合ディレクター、広島市立大学講師

2009年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業、2011年に東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料専攻修了。2013年に「ドイツ学術交流会奨学金(DAAD)」を受賞して以降、ミュンヘンと東京を拠点に活動し、2016年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号(美術)を取得。2019年にミュンヘン国立造形美術アカデミー修了、フローリアン・プムへスル教授のもとでマイスターシューラー号を取得。「空虚(Void)」をめぐる思考をもとに、多様なメディアを横断的に扱いながら作品制作とアートプロジェクトに取り組み、国内外で発表する。
2019年より東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻非常勤講師を経て、2020年に広島市立大学芸術学部に講師として着任。また、2021年より広島県福山市の商業施設リノベーション再生事業「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」とともに発足した、コンテンポラリーアートの企画・運営事業を行う「Setouchi L-Art Project / 略称:SLAP(スラップ)」の立ち上げに携わり、2022年に総合ディレクターに就任。瀬戸内エリアの文化創生・振興プログラムの企画・監修・運営に取り組む。美術作家、大学教員、アートディレクターとして、アートの可能性を実践的立場から探求し続けている。
https://ryoheikan.com

向井ひかり
向井ひかり

1998年千葉県生まれ東京育ち。2022年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。砂地に通りがかったので砂山を作ってみてからその場を離れるように、制作を通して宇宙で起こりまくっている様々なことを発見してコレクションしている。様々な素材を組み合わせて彫刻を作ることが多い。
主な展覧会:
2019年 CSLAB×MELLOWゼミ「ジェンダーに関する観察と実践」2019年度成果発表展
2023年 個展「リンクスケーター」WALLA、東京
主な受賞歴:
2022年「令和3年度武蔵野美術大学卒業・修了制作」優秀賞
2024年 「第1回BUG Art Award」グランプリ


アーカイブ

2025年2月26日まで講座のアーカイブを公開中です。