開催概要
トモトシさんが2020年から主催する「トモ都市美術館」では現代都市における実験的な試みを実践・紹介してきました。
今回は既に90回以上実施した「都市をたずねる」シリーズを、BUGのある東京駅周辺を舞台に開催します。
(「都市をたずねる」は、主に路上ツアーや参加型アクションを通じて、トモトシさんのアイディアを現在進行形で試行する企画です。)
2025年1月18日(土)13:00-16:00
無料
事前要申込

1983年山口県出身。国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後数年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より展覧会での発表を開始。「人の動きを変容させるアクション」をテーマに主に映像作品を制作している。また2020年よりトモ都市美術館を運営し、新しい都市の使い方を提案している。
主な展覧会:
2021年「ミッシング・サン(芸術競技2021)」代々木TOH、東京
2019年「有酸素ナンパ」埼玉県立近代美術館、埼玉
2018年「tttv」中央本線画廊、東京
主な受賞歴:
2019年 イメージフォーラム・フェスティバル2019 観客賞
2019年 CREATIVE HACK AWARD 2019 準グランプリ
歩いて探して磨かれた、斬新過ぎる眼力
東京駅周辺で本社ビルを探し歩く企画を行った。八重洲、丸の内という日本屈指のビジネス街があり、多くの企業の本社ビルが集中している東京駅周辺だが、普段街中を歩いていても本社ビルを気にすることはまず無い。そこでこの企画では、東京駅周辺にはどんな企業のどんな本社ビルがあるのか、みんなで探し歩いてみた。スマホでGoogleマップを駆使し、面白そうな本社ビルがあれば一つずつ足を運んで確認していった。最後はBUGのあるリクルートの本社ビルに帰ってきて、最上階の41階からの見晴らしを堪能して記念撮影をした。3時間の制限時間内では八重洲から銀座にかけてのエリアしか探索できなかったが、それでも17社もの本社ビルを巡ることができた。数が増えるにつれて、本社ビルらしさを見抜く眼力が鍛えられたり、本社ビルにはその企業のホールが設置されがちな法則を発見したりするなど、都市を見るまた新たな視点を得られた時間となった。(本展運営アシスタント:山下港)