開催概要

「中屋敷智生×光島貴之〈みるものたち〉」の関連企画として対話型鑑賞を開催します
本展覧会は視覚に特性のあるアーティストによる二人展です。対話の場に集まった人の話に耳を傾け自分との違いを味わうひとときが、この社会でさまざまな人と共に暮らしていくヒントにつながる大切な時間になればと思います。


こんな方におすすめ
▷多様性に関心のある人
▷アートについてとことん考えてみたい人
▷人と協働することに関心のある人

開催日時

2025年6月15日(金)14:00 – 16:00

参加費

無料

事前要申込

会場

BUG

定員

15名 ※予約満席

白鳥建二 / Kenji SHIRATORI
写真家

全盲の美術鑑賞者、写真家。
生まれつき強度の弱視で、12歳のころには光がわかる程度になり、20代半ばで全盲になる。そのころから人と会話しながら美術鑑賞をする独自の活動を始める。以来20年以上、年に何十回も日本各地の美術館を訪れている。水戸芸術館現代美術センターをはじめ、いくつもの場所で講演やワークショップのナビゲーターを務めている。好きなものは音楽とお酒。写真家としての主な出展として、2021年はじまりの美術館(福島県)「(た)よりあい、(た)よりあう。」、2022年アトリエみつしま企画展「まなざす身体」、2023年さいたま国際芸術祭2023(メインヴィジュアルも担当)など。

光島貴之/Takayuki MITSUSHIMA
本展出展アーティスト

1954 年京都府生まれ。10 歳頃に失明。大谷大学文学部哲学科を卒業後、鍼灸院開業。鍼灸を生業としながら、1992 年より粘土造形を、1995 年より製図用ラインテープとカッティングシートを用いた「さわる絵画」の制作を始める。’98 アートパラリンピック長野、大賞・銀賞。近年は、連なって打ち込まれた釘の傾きや高低差により街の姿を表現したレリーフの組作品などを発表している。


この展覧会の他のページ アーティスト紹介 イベント 関連情報