当日は平手さんが展示作品の人形と共にパフォーマンスを実施します。
平手さんと人形がパフォーマンス共演を通して関係性を模索する姿に、私たちは何を重ねるのでしょうか。パフォーマンス終了後は人形に触れながら平手さんとお話する時間を設ける予定です。
【アーティストから皆さんへ】
こんばんは、平手という者です。
今、「参加型プログラム」の制作の最中に居ます。
私はいつも人形を作っていて、完成した人形と共に思い出を残すために、毎回何かしらの出来事を用意して、それを写真に撮ってもらっています。
今回はその出来事自体をパフォーマンスとしてやらせてもらおうと思い、日々人形と作戦を立てているところです。これが中々ヒリヒリします。
近所の公民館の音楽室を借りて練習しているのですが、この音楽室の性能が中々高いようで、しんとした部屋で人形と向かい合ってると、特に初日は気が狂うかと思いました。無音の部屋に居ると人は気が変になると聞いたことがあったのですが、私は割と短時間でも耐えられないだろうなと実感しております。
参加型というには私の一方的な発表になってしまうことを少し、気にしていたのですが、このままでは本当に息ができなくなりそうなので、皆様の持つ音や、視線を借りて、とりあえず浜辺に打ち上がりたい気持ちで居る夜です。
お付き合いいただける方、よろしくお願いいたします。
※演者(平手)が大きな声で怒鳴る場面があります。苦手な方はご注意ください。