中学生対象「八百万の神(やおよろずのかみ)をテーマに、キャラクターとストーリーをつくろう」(6/29土・7/6土の2日間)
開催概要
今回のワークショップは、キャラクター設定からストーリーづくりまでを2日間で行うプログラムです。トンコハウスの作品づくりにおいて大事にしていることや制作プロセスなど、講師によるレクチャーの後、みなさんには思い思いのキャラクター、ストーリーを制作していただきます。
1日目はキャラクターづくり。
今回は、トンコハウス作品『ONI ~神々山のおなり』でも作品の題材として扱われた、「八百万の神(やおよろずのかみ)」をテーマにオリジナルのキャラクターを考えてデザインし、キャラクター画を作成します。
「八百万(やおよろず)」とは「数がたくさんの」という意味。「八百万の神」は、太陽や月、風のほか、学問や仕事など、世のなかに存在するあらゆるものに神が宿っているという考え方です。
キャラクターをつくることは、特徴や個性を考えて表現すること。
たとえば、それはどんな場所にいて、何をしているのか?
性格は?体の大きさは?
不思議な力や魔法が使えたり、得意なことや苦手なことは?
イメージを膨らませながら、自分だけのキャラクターをデザインして、描いてみましょう。
2日目は、1日目に制作した自身のオリジナルキャラクターでストーリーを制作します。物語のアイデアや、他のキャラクターとの関係性から生まれるアイデアからストーリーを考えてイメージを膨らませていきます。最終的には、自身が考えた印象的なシーンのストーリーイラストを数点制作します。
2024年6月29日(土)・7月6日(土)の2日間のプログラム。
10:00-12:30予定(開場9:45)
1,000円(材料費)
中学生
15名
講師紹介
ストーリーアーティスト。高知県出身。2012年にサンフランシスコの美術大学AAUの大学院に入学。 Blizzard Entertainmentにてストーリーアーティストとしてキャリアをスタートし、帰国後はMARZA ANIMATION PLANETで「Ninjala」のストーリーボードを手掛ける。その後、堤大介監督からのオファーで『ONI ~ 神々山のおなり』のストーリーボードに携わり、現在はフリーランスのストーリーアーティストとして活動中。
コンセプトアーティスト。Netflixシリーズ『GO! GO! コリー・カーソン』でコンセプトアートを務め、絵本『ダム・キーパー』ではペイントを担当。Netflixシリーズ『ONI ~ 神々山のおなり』(Netflixにて配信中)では、コンセプトアーティストとしてカラースクリプトなどを手がけ、米アニー賞にてベスト・プロダクション・デザイン賞(テレビ/メディア部門)を受賞。