開催概要

伝統工芸である輪島塗の「沈金(ちんきん)」という技法を体験し、オリジナルのおはしをつくるワークショップです。
輪島を拠点に活躍する漆芸家/沈金師の芝山佳範さんを講師にお迎えします。
好きなイラストや模様を下絵に描いて、専用の彫刻刀で表面を彫っていきます。彫った部分に金粉を埋め込み、美しく仕上げます。
ワークショップでは伝統工芸の魅力や、能登半島地震で職人たちが受けた影響、被災地のいまについても教えていただきます。

開催日時

① 2025年8月23日(土)11:00-12:30
② 2025年8月23日(土)14:00-15:30
③ 2025年8月23日(土)16:30-18:00
※全3回。各回の内容は同じです。

参加費

1,000円(材料費)

会場

BUG

定員

各回10名

<レクチャー・進行>

芝山佳範
漆芸家/沈金師

石川県金沢市出身。石川県立輪島漆芸技術研修所(髹漆科・沈金科)卒業。2000年より重要無形文化財保持者・西勝廣氏に師事。以後、日本伝統漆芸展や伝統工芸展に多数入選し、沈金技法を軸に国内外で作品を発表し続けている。2020年には長久寺にて展覧会を企画プロデュース、出展。2021年に第68回日本伝統工芸展に初入選(以後2回入選)。伝統と革新を融合させた表現に挑み、近年はワークショップの開催や技術継承にも力を注ぐ。