開催概要

2025年10月29日(水)から11月30日(日)まで開催される第2回BUG Art Award グランプリ受賞者個展 矢野憩啓『フルーツバスケット』の関連イベントとして、京都芸術センター プログラムディレクターの西田祥子さんをお招きし、トークイベントを開催します。

アーティスト・イン・レジデンス(AIR)とは、アーティストが特定の場所で一定期間滞在し、創作活動を行うための制度です。西田さんが所属される京都芸術センターでは、異なる文化との交流を通して新しい芸術表現を生み出そうとする新進・若手のアーティストや研究者の滞在制作を支援するため、毎年、センターでの滞在制作アーティストや海外への派遣アーティストを公募しています。
西田さんは、このAIRをはじめとする国際プログラムを担当するプログラムディレクターとして、アートコーディネーターと共に、多岐にわたる分野のアーティストの活動支援や公演・展覧会などの制作サポートを行っています。

今回は、今後AIRへの挑戦を検討しているグランプリ受賞者の矢野憩啓さんと共に、「レジデンスはどうやって探すのか?」「国内と海外のAIRの違いは?」「どんな種類があるのか知りたい」「参加方法が分からない」「応募資料のポイントは?」といった基本的な疑問から具体的な事例まで、西田さんと対話しながらアーティスト・イン・レジデンスを知るトークイベントを予定しています!
今回を機にAIRについて知りたい方や参加を検討している方に、ぜひ参加いただきたいイベントです。

また、本イベントでは、オンラインプラットフォーム「Slido」を使用し、参加者の皆様からの質問をイベント中にリアルタイムで受け付けます。登壇者の話を聞いて気になった点など、レジデンスについて知りたいことがあれば、ぜひこの機会にご質問ください!


▶︎こんな人におすすめ
・アーティスト・イン・レジデンスに興味がある方
・京都芸術センターに興味がある方
・BUG Art Awardに興味をお持ちの方

開催日時

2025年11月29日(土)19:00 – 20:30

参加費

無料

事前要申込

会場

BUG

定員

50名

西田祥子/Shoko NISHIDA
京都芸術センター プログラムディレクター

京都大学文学部美学美術史学専修卒業。直島、東京などで社会と芸術を架橋するアートプロジェクトに携わった後、2024年4月より現職。
京都芸術センターでの活動の傍ら、アートマネージャー・ラボをはじめ複数のアートコレクティブにも参画し活動している。
近年の主な企画に「パブリック・ファミリー」(東京都美術館、2025年)「Screening Dialogue in Asia(元映画館、東京、2023年)、「Art for Field Building in Bakuroyokoyama」(MIDORI.so Bakuroyokoyama、東京、2021年)等。

矢野憩啓 / Yasutaka YANO
アーティスト

2000年千葉県生まれ。2023年に多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業。
自身と関わりのあるモチーフや無関係なモチーフを題材に絵を描く。また、それらを表す“言葉”との関係性や構造にも関心を持ち、「単語帳」というテキスト形式で表現している。

主な展覧会に、二人展「風の裏側」(Art Center Ongoing、2024年)、個展「GREEN SCREEN」(Penguin’s House Green、2023年)、グループ展「Ongoing祭りーArt Fair Ongoing-」(Art Center Ongoing、2023年)、個展「Luminous」(多摩美術大学、2022年)など。
受賞歴として、令和四年度 多摩美術大学 卒業・修了制作展 優秀賞(2023年)、第2回BUG Art Award グランプリ(2024年)。

https://www.instagram.com/yano_yasutaka/