開催概要
こちらは予約不要のパフォーマンスイベントです。
当日(7月11日)18時より、ソー・ソウエンの映像作品の上映に続き、本パフォーマンスを実施します。上映作品にまつわる内容となりますので、あわせてお楽しみください。
ソーは、自他の境界やそこから生じる協働と対立、また、自己のアイデンティティに執着しながらも、そこから解放されたいと願うアンビバレントな意識を探求し続けているアーティストです。今回上映する《N:20.04.26 – 04.05.26》は、2026年4月にソーがウクライナ・キーウの「Garage33 Shelter Gallery」に滞在したことから生まれました。作品内の女性「N」が語るのは、第二次世界大戦時と現在、ふたつの時間軸でその地にもたらされた侵攻の記憶。その壮絶な語りからは、死と隣り合わせの恐怖と衝動的な生への渇望が感じられます。
本パフォーマンスでは、その「N」とオンラインでカメラと音声をつなぎ、ウクライナ現地の空をライブ配信します(現地時刻 は12時30分)。 オンラインで立ち上がる、離れた空間と異なる空。しかしそれは、わたしが踏みしめるこの地とたしかに地続きです。地球上の大気は不可分で、あちらとこちらはつながっています。これらの距離やつながりを目の当たりにしたとき、わたしたちは何を感じることになるのでしょうか。遠く離れた地、そしてそこに生きる人々に思いを馳せ、何かの行動のきっかけとなることを願い、このパフォーマンスを行います。
2026年7月11日(土)18:00 – 19:00
無料
予約不要

福岡を拠点に活動。「呼吸」、「お臍」、「卵」など生と密接な事象から、人間の性質に迫る作品を多く手がける。近年では「呼吸」を最も根源的に世界を変容する運動ととらえ、ワークショップやインスタレーション、パフォーマンスを国内外にて発表。コロナ禍に始まったサラ・ミリオとのプロジェクトや、銀座エルメスフォーラムにて内藤アガーテの作品とパフォーマンスを実施するなど、様々な協働のかたちで独自の活動を展開している。
【参加した主な展覧会】
「開館30周年記念展『日常のコレオ』」(東京都現代美術館、東京、2025年)
「Your Body is the Shoreline」 (√K Contemporary、東京、2023年)
「京都精華大学55周年記念展 FATHOM — 塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、京都、2023年)
