伊藤亜紗×Moche Le Cendrillonトークイベント「装いとクィアな身体の関係について」
開催概要
第4回BUG Art Awardでは、一次、二次審査を通じ、多様なジャンル・技法で表現する6名のファイナリストが決定しました。そのファイナリスト6名による「バグ展」を、2026/9/9(水)〜10/4(日)に開催します。
会期中、ファイナリストそれぞれが選んだゲストとのトークや作品に関連したワークショップを各々が企画し、実施します。
Moche Le Cendrillonさんが企画したのは、美学者で身体論の研究者である伊藤亜紗さんを迎えた対談イベントです。ドラァグ・クイーンとして活動し、Aro/Ace(恋愛や性愛を抱かないセクシュアリティ)や「装い」の政治性をテーマに制作するmocheさん。身体の新たな可能性を研究してきた伊藤さんとともに、「身にまとうこと」が社会の性別や恋愛の規範をどのように解きほぐし、身体のイメージをどこまで広げられるのかを探ります。自分を表現すること・装うことの意味を根本から見つめ直す時間をお届けします。
2026年9月20日(日)19:00-20:30
無料

愛知県生まれ。2026年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。セクシュアリティや身体、性愛の規範に関するメディアアート作品の制作、並行してドラァグ・パフォーマーとして東京を中心に活動。クィア・フェミニズムの視点から美術の場をセーファー・スペースとして考えるアーティストコレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバーでもあり、アートプロジェクト企画など領域を横断した活動を行う。
主な活動歴:
2025年「CAF賞2025」ヒルサイドフォーラム、東京
2025年「貝殻をあつめる、道路に線をのこす」TARO House、京都
2025年「KUMA experiment 2024-25 vol.7 『余白/blank/freiraum/空白(Kung¹ baak⁶)』」クマ財団ギャラリー、東京
主な受賞歴:
2025年 CAF賞 木村絵理子賞 受賞
2025年 川村文化芸術振興財団SEA支援助成 採択
2022-2024年 クマ財団クリエイター奨学金 6、7、8期生 採択
美学者。東京科学大学未来社会創成研究院/リベラルアーツ研究教育院教授。MIT客員研究員(2019)。博士(文学)。その人固有の身体的経験や感性のはたらきなど、言葉にしにくいあいまいな領域について研究している。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社)、『体の居場所をつくる』(朝日出版社)、『身体の美学入門――感性から捉えなおす人間の本質』(中公新書)など。第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞、第19回日本学術振興会賞、第19回日本学士院学術奨励賞受賞。
