開催概要
アートワーカー(企画者)向けプログラム CRAWLは、文化芸術のフィールドでさまざまな形で企画について考えながら、実践してきた方たちをお招きして、レクチャーを開催します。
昨年に続いて2026年の二回目は中央大学文学部 准教授の鈴木恭子さんをお招きいたします。
「善き仕事を生きる-”仕事の質”とウェルビーイング」と題して、労働研究のなかでも「よい生活」(ウェルビーイング)に注目し、研究を行う鈴木恭子さんにお話をお伺いします。
講師からのコメント
アートに関わる人にとって、「創ること」はそれ自体がなによりの喜びだと思います。でもそれを仕事にするということは、それが「働くこと」であることも意味します。そうすると、この日本社会のビジネスや働き方のルールから自由ではいられません。好きなことを仕事にできるのは幸せだけど、でもときどき、それを「働くこと」とどう折り合いを付けるべきか、難しさを感じることはないでしょうか。
いま、世界各国で「仕事の質」に関心が集まっています。ただ「仕事があればよい」というのではなく、人間的に尊厳を持って働ける「よい仕事」であることが重要だという考え方です。「よい仕事」はまた、「よい生活」(ウェルビーイング)の重要な一部です。でも仕事や人生に対する考え方は人それぞれなのに、皆にとって「よい仕事」や「よい生活」というものを、どのように構想することができるのでしょうか。そのためのヒントを皆さんと一緒に考えていければと思っています。
こんな人にオススメ
▷好きなことを仕事にしたい
▷仕事と生活のバランスを考えたい
▷文化芸術のフィールドにおいて企画をすることに関心がある
2026年8月7日(金曜日)19:00-21:00
オンライン(Zoomを用いて開催いたします)
無料、事前要申込

中央大学文学部 准教授。専門は社会学、労働研究。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。「働くこと」をどのようにより良いものにしていけるかという観点で、労働研究を行っている。日本の労働市場のどこに・どのような格差や不平等があるか、日本人が当たり前だと思っている現在の「働き方」はいつどのように形成されたのか、働く人がどのように連帯し自らの働き方を良いものにできるか、賃金・労使関係・仕事の質とウェルビーイング・ジェンダー平等などのテーマに取り組む。大学卒業後、コンサルティング会社にて組織や人事の領域を中心としたコンサルティングに従事、英国ケンブリッジ大学にてMBA取得。博士課程を終了後、(独)労働政策研究・研修機構にて労働政策にかかわる研究に従事したのち、2025年より現職。

