関西を拠点に活動するギャラリスト/キュレーターの山中俊広さんをお招きして、本展キュレーターの池田佳穂さんとトークを開催します。ギャラリー、アートプロジェクト、博物館と複数の現場を精力的に横断している山中さんと、アートマネジメントやアートシーンについてあらゆる角度からお話する予定です。アートマネジメント職に興味のある方、キュレーターの2人からみるアートシーンについて気になる方、ぜひお気軽にお越しください。
【トークゲストから皆さんへ】
長年関西を拠点に現代美術/アートの企画に関する仕事を続けてきましたが、このたび初めて東京でお話する機会をいただき、とてもありがたく思っています。
トークでは、本展キュレーターの池田佳穂さんと、「アートマネジメント」について様々な視点での話題提供ができればと思います。池田さんとは世代の違いはありますが、お互いに芸術祭/アートプロジェクトや美術館/博物館(私は加えてギャラリーも)など、複数のアートマネジメントの現場を経て、現在はそれぞれでの経験を横断させるように企画の仕事をしている共通点が見つかりました。そんな動きをしていると、一般的なアートマネジメント職の人々と比べても、つかみどころの無い動きをしているイメージを持たれることも多く、きっと池田さんも私と同じ感覚で仕事をしているんじゃないかなと思っています。
お互いの仕事のスタンスから、東京と関西のアートシーンの比較、さらにお互いが見て、感じているいまのアートシーンの特徴や疑問点まで、広い視野で話題を展開できればと思っています。またアーティストとは異なる、アートマネジメント職のキャラクターに触れていただける機会にもなれば幸いです。