開催概要

アートワーカー(企画者)向けプログラム CRAWLは、文化芸術のフィールドでさまざまな形で企画について考えながら、実践してきた方たちをお招きして、レクチャーを開催します。

昨年に続いて2026年の三回目は舞台芸術制作/合同会社syuz’gen代表社員の植松侑子さんをお招きいたします。

「理想の働き方・生き方を諦めずにつくりつづける:舞台芸術の制作者の実践から」と題して、持続的な制作環境を試行錯誤しながら整え、つくり続けている植松侑子さんにお話をお伺いします。

講師からのコメント
舞台芸術の制作者として様々な現場に立ちながら、いつも引っかかっていたのは「この働き方のまま、自分は、そしてこの人たちは、何年続けられるだろう」という問いでした。いい作品・企画・事業をつくることと、それを支える人が壊れずにいることは、両立するはずのものです。それなのに現場では、いい作品のためなら多少の無理は仕方ない、という形でどちらかを諦める話にすり替わってしまう場面をたくさん見てきました。
2015年に中間支援組織Explatの立ち上げに参画し、2016年に合同会社syuz’genを設立しました。会社をつくったのは、自分が理想とする場所は自分でつくるしかない、と思ったからです。
構造には、変えられないものもあります。でも、変えられるものもある。どちらなのかは、試してみるまで分かりません。だから今も組織のあり方を手探りで試しています。うまくいったことも、そうでないことも同じくらいあります。その現在進行形の途中経過を、具体的にお話しできればと思います。

こんな人にオススメ
▷制作を続けることに悩んでいる
▷アートの組織づくりに関心がある
▷文化芸術のフィールドにおいて企画をすることに関心がある

開催日時

2026年9月4日(金曜日)19:00-21:00

会場

オンライン(Zoomを用いて開催いたします)

参加費

無料、事前要申込

植松侑子/Yuko UEMATSTU
舞台芸術制作/合同会社syuz’gen代表社員

1981年愛媛県生まれ。お茶の水女子大学 芸術・表現行動学科舞踊教育学コース卒業。在学中より複数のダンス公演に制作アシスタントとして参加。卒業後はダンスカンパニー制作、一般企業での勤務を経て2年間の海外放浪へ。アマゾンで植林したり、インドの過酷な現実に打ちのめされたり、カンボジアで首絞め強盗にあったりしつつ、社会をよりよくすることに貢献するのが人生と悟る。その手段としての「舞台芸術」に可能性を見出している。2015年、舞台芸術アートマネジメント専門職に向けた人材育成と労働環境整備のための中間支援組織「Explat」の立ち上げに参画、現在理事長。2016年「合同会社syuz’gen(しゅつげん)」を設立、代表社員。いろいろな現場を経験する中で学び直しの必要を感じて大学院へ進み、2018年に神戸大学大学院国際協力研究科を修了(修士・政治学)。