荒木悠 / Yu ARAKI

《ROAD MOVIE》 (2014)

アイスランドの小さな村に3ヶ月間滞在し、撮影した初期作《ROAD MOVIE》と、十和田市周辺でのリサーチや撮影を重ね、十和田市現代美術館で発表した《NEW HORIZON》を上映

【上映作品】
《ROAD MOVIE》(2014)15分42秒
《NEW HORIZON》(2023)43分40秒

【プロフィール】
アーティスト・映画監督。2007年ワシントン大学サム・フォックス視覚芸術学部美術学科彫刻専攻卒業。2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。文化の伝播や異文化同士の出会い、またその過程で生じる誤訳や誤解の持つ可能性に強い関心を寄せている。特に、近年の映像インスタレーションでは、歴史上の出来事と空想との狭間に差異を見出し、再現・再演・再生といった表現手法で探究している。

◯参加した主な展覧会
「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館、日本・東京、2025年)
「BEFF7: Nowhere, Somewhere」(One Bangkok Forum、タイ・バンコク、2025年)
「キュレトリアル・スタディズ16:荒木悠 Reorienting ―100年前に海を渡った作家たちと―」(京都国立近代美術館、日本・京都、2025年)


Cici Wu with Yuan Yuan

《Belonging and Difference》 (2023)
Courtesy of the artists and Empty Gallery

香港とニューヨークを拠点に活動するアーティスト、Cici Wu with Yuan Yuan。日本初上映となる《Belonging and Difference》を上映

【上映作品】
《Belonging and Difference》(2023) 25分41秒

【プロフィール】
Cici Wu(チチ・ウー):ドローイング、映像、彫刻、インスタレーション、ファウンドオブジェクトなど、さまざまなメディアで作品を制作。ローカルな歴史やアーカイブを出発点とすることが多く、映画的なフレームを手段として用いることで、社会的・文化的・歴史的な帰属に関する超越的な物語が、いかにして私たちの自己体験を形作っているかを考察し、反映させている。
Yuan Yuan(ユェン・ユェン): 文章、映像、写真を用いて、集団的かつ個人的なレベルで人間が経験する帰属感と疎外感について考察している。ユェンの実践は、人工的な構造物と自然界との結びつきを探求し、私たちが風景、記憶、感情、そしてより大きなシステムの中でどのように自らの位置づけをしているのかを問いかけ、しばしば人間中心的な視点を問い直している。

◯作品の主な上映歴
第36回サンパウロビエンナーレ「Not All Travellers Walk Roads – Of Humanity as Practice」(シッシロ・マタラッツォ・パビリオン、サンパウロ、ブラジル、2025-6年)
アジアン・アート・ビエンナーレ2024「How to hold your breath」(国立台湾美術館、台中、台湾、2024-5年)
「Belonging and Difference」(Empty Gallery、香港、2023年


池添俊 / Shun IKEZOE

《スペクトラム》(WIP)(2026)

現代社会における精神疾患の当事者とケアを担う人々の記憶と経験をめぐる作品《スペクトラム》(WIP)を上映

【上映作品】
《スペクトラム》(WIP)(2026)

【プロフィール】
1988年香川県生まれ、大阪府育ち、東京都を拠点に活動。
映画作家、アーティスト。普段社会や歴史の中で声が残されない者たちの映画を作るため、個人の話や記憶を収集し、普遍的な物語へと再構成する。フィルムとデジタルなど、様々なメディアを用いた映画やインスタレーション作品を発表し、映画と現代美術の領域を横断しながら、国内外で活動を展開している。

◯参加した主な映画祭と展覧会
「令和6年度 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 成果発表イベント『ENCOUNTERS』」(TODA HALL & CONFERENCE TOKYO、東京、2025年)
「第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2022年)
「第31回マルセイユ国際映画祭」上映(Théâtre du Gymnase、マルセイユ、フランス、2020年)


石原海 / Umi ISHIHARA

《激雷》(2024)

映画監督/アーティストである石原海の実験的な短編フィクション『劇雷』を上映。「雷に打たれて生き延びた者だけが踊れる」架空の山村の地下クラブが舞台

【上映作品】
『激雷』(2024)18分16秒

【プロフィール】
ロンドンと北九州を拠点にする映画監督/アーティスト。社会構造の外側にあるコミュニティや人々の生活史を記録する映像制作に取り組んでいる。その実践として、個人の記憶と社会問題を交差させ、身近な人々や地域住民など、プロの役者ではない生活者たちと共に作品制作を行っている。

◯参加した主な展覧会
Umi Ishihara: Nocturnal Melody(Gasworks、イギリス、ロンドン、2026年)
「ホーム・スウィート・ホーム」(国立国際美術館、日本、大阪、2024年)
第15回shiseido art egg石原海展「重力の光」(資生堂ギャラリー、日本、東京 2021年)


小林颯 / hayate kobayashi

《dailylog》 (2021-2022)

よそ者/移動者の言語感覚を主題に扱う小林颯が《声と文字のドローイング #1》、《dailylog》、《つぎはぎの言語 / Space-in-translation》《Appeartus #1》の4作品を上映

【上映作品】
《声と文字のドローイング #1》(2022)15秒
《dailylog》#1(2026)55秒
《つぎはぎの言語 / Space-in-translation》(2022)7分31秒
《dailylog》#2(2026)1分49秒
《Appeartus #1》(2026)7分46秒
《dailylog》#3(2026)4分29秒

【プロフィール】
1995年生。京都府拠点。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。2020年から24年までドイツ・ベルリンへ渡独。24年にベルリン芸術大学大学院アートアンドメディア科を修了。装置、映像、詩作、パフォーマンスを通じて、エクソフォニー(「母語の外にある状態一般」の意)の新たな語りの形を再考している。ドイツで言葉がばらばらになった経験から、近作では、よそ者/移動者の言語感覚を主題に扱う。

◯参加した主な展覧会
「Appeartus #1」(千鳥文化ホール、大阪、2026年)
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2025「おloquさん」共作:小出麻代、高橋久美子 ほか(京都芸術センター、京都、2025年)
小林颯個展「ポリパロール」(アートセンターBUG、東京、2024年)


小原真史 / Masashi KOHARA

《カメラになった男 写真家・中平卓馬》(2003)

60年代末から70年代にかけて日本写真界を牽引した写真家・中平卓馬。77年に病により記憶と言語の大部分を失った中平に、3年間にわたり密着した小原真史監督のドキュメンタリー映画《カメラになった男 写真家・中平卓馬》を上映

【上映作品】
《カメラになった男 写真家・中平卓馬》(2003)91分

【プロフィール】
東京工芸大学准教授。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「富士幻景」展(2011年)、「宮崎学 自然の鉛筆」展(2013年)、「増山たづ子 すべて写真になる日まで」展(2014年)、などを企画。その後、フリーランスとして「スペクタクルの博覧会」展(恵比寿映像祭、2022年)などを企画。単著・共著に『帝国の祭典 博覧会と〈人間の展示〉』、『戦争と平和 〈報道写真〉が伝えたかった日本』、『森の探偵』などがある。


キュンチョメ / KYUNCHOME

《声枯れるまで》 (2019)

トランスジェンダーやノンバイナリーの人々との対話やエピソードを起点に、自分自身で決めた新しい名前を叫ぶ行為を記録した映像作品《声枯れるまで》(2019)を上映

【上映作品】
《声枯れるまで》(2019) 45分10秒

【プロフィール】
キュンチョメは、ホンマエリとナブチによって2011年に結成されたアートユニット。芸術は「新しい祈りの形」であると捉え、世界各地で、詩的でユーモラスな作品を制作している。

◯参加した主な展覧会
恵比寿映像祭2026(東京都写真美術館、東京、2026年)
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!(森美術館、東京、2022年)
あいちトリエンナーレ2019(愛知、2019年)


マヤ・エリン・マスダ / Maya Erin Masuda

《皮膚の中の惑星/All Small Fragments of You》 (2025)

山口情報芸術センター(YCAM)の個展「Ecologies of Closeness 痛みが他者でなくなるとき」(2025年)で発表された《皮膚の中の惑星/All Small Fragments of You》を都内で初上映

【上映作品】
《皮膚の中の惑星/All Small Fragments of You》(2025)13分27秒

【プロフィール】
ベルリン、東京、ハーグを拠点とするクィアなアーティスティック・リサーチャー。彼女の実践は、サイボーグ・セオリー、抵抗としての欲望、クィア・エコロジーを主題とし、ミルクの循環、汚染された植物、人工皮膚といった非人間的存在と協働しながらナラティブを構築する。マヤの作品は、クィアな生殖やホルモン療法、ジェンダー規範に関する自身の経験から出発し、ケアと抵抗の行為としての種の境界を超えた連帯の形を提示する。

◯主な個展
《Ecologies of Closeness》(YCAM、日本、2025年)
《Sleep, Lick, Leak, Deep…》(大和日英基金ロンドン、英国、2024年)

◯主なキュレーション
《Ground Zero》(京都芸術センター、日本、2023年)


百瀬文 / Aya MOMOSE

《Flos Pavonis》(2021)

希少な初期作から近作までの5作品を紹介。視力検査を題材にその権力構造を浮き上がらせる《The Examination》や、ポーランドの中絶禁止法をはじめ国家による身体管理を問う《Flos Pavonis》など

【上映作品】
《The Examination》(2014) 7分2秒 
《The Interview about Grandmothers》(2012-2016)7分14秒  
《Born To Die》(2020)5分20秒
《Flos Pavonis》(2021)30分
《領界》(2014-2024) 2分22秒

【プロフィール】
1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。映像やパフォーマンスを中心に、他者とのコミュニケーションの複層性や、個人の身体と国家の関係性を再考する。近年はフェミニズム理論を用いながら、個人の身体を経由した神話や古典の再解釈を試みている。

◯ 参加した主な展覧会
「百瀬文 口を寄せる」(十和田市現代美術館、青森県、2022年)
「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター、愛知県、2022年)
「フェミニズムズ/FEMINISMS」(金沢21世紀美術館、石川県、2021年)


永田康祐 / Kosuke NAGATA

《鮭になる》(2024)

料理と身体の境界線を探るビデオエッセイ形式の作品《Purée》と、自身初のアニメーション映像作品《鮭になる》を上映

【上映作品】
《Purée》 (2020) 35分23秒
《鮭になる》 (2024) 14分15秒

【プロフィール】
1990年愛知県生まれ、神奈川県を拠点に活動。
自己と他者、自然と文化、身体と環境といった近代的な思考を支える二項対立、 またそこに潜む曖昧さに関心をもち、写真や映像、インスタレーションなどを制作している。 近年は、食文化におけるナショナル・アイデンティティの形成や、食事作法における身体技法や権力関係、 食料生産における動植物の生の管理といった問題についてビデオエッセイやコース料理形式のパフォーマンスを発表している。

◯参加した主な展覧会
個展「イート」(gallery αM、東京、2020年)
「見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19」(東京都写真美術館、2022年)
あいちトリエンナーレ(愛知県美術館、2019年)


Nina Fischer & Maroan el Sani

《Intermundis》 (2025)

Nina Fischerはマヤ・エリン・マスダのベルリンでの恩師である。今回は、気候変動がもたらす心理的社会的影響を描いた《Intermundis》を紹介する

【上映作品】
《Intermundis》(2025)25分

【プロフィール】
ベルリンを拠点とするアーティスト・デュオ、Nina Fischer & Maroan el Sani(ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・サニ)は、1995年より共同で制作活動を行ってきた。二人の実践は、介入的かつシチュエーショニスト的な手法を取り入れながら、アート・サイエンス・テクノロジーが交差する領域に位置している。二人は、映像、サウンド、インタラクティブ・インスタレーションなどのタイムベースド・メディアを用い、領域横断的なリサーチを通して、気候変動がもたらす心理社会的な影響を、人間以外の存在の視点も含めて探究している。作品は、人間中心的な物語を問い直しながら、あらゆる生命の相互連関に目を向けるものであり、環境変化の影響を受ける生態系や種、さらには人間以外の存在に想像上の声を与えようと試みている。また、地域住民や科学者との協働を通じて、コミュニティとの対話や具体的な行動を促すアプローチも特徴的である。アートを「気づき」のきっかけとして用いながら、コミュニティのレジリエンスを育み、共有された懸念をアクティヴィズムへとつなげていく。その実践は、観客を受動的な観察者から能動的な参加者へと導くことを目指している。

◯参加した主な展覧会
シャルジャ・ビエンナーレ15 – Thinking historically in the present(アラブ首長国連邦、シャルジャ、2023年)
マニフェスタ13 – The European Nomadic Biennial(フランス、マルセイユ、2020年)
Nina Fischer & Maroan el Sani「Freedom of Movement」(MAXXI 国立21世紀美術館、イタリア・ローマ、2017年)


西野正将 / Masanobu NISHINO

《おしゃべりはやめて、お静かに》(2022)

自身のコーヒーへの依存に対する違和感から制作に至った《おしゃべりはやめて、お静かに》と、2025年に武蔵大学で発表された、大学の歴史や記憶の調査を起点とした作品《Body/Aether/Trace》を上映

【上映作品】
《おしゃべりはやめて、お静かに》(2022) 31分20秒
《Body/Aether/Trace》(2025)20分58秒

【プロフィール】
美術家・映像ディレクター。
2007年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。
日々の生活の中で感じた違和感を日常を考察するための新たな視点として提示するスタイルで制作。
メディアは限定せずに映像から立体とその手法は多岐に渡る。
また映像ディレクターとしても活動し、美術館や芸術祭などアート関連の映像制作も多く手がけている。

◯参加した主な展覧会
美大じゃない大学で美術展をつくる vol.3 「SOS 応答と対話で「何か」を探す」(武蔵大学江古田キャンパス、日本、東京、2025年)
「おしゃべりはやめて、お静かに」 (DAILY SUPPLY SSS、日本、東京、2022年)
「黄金町バザール2016」横浜黄金町(日本、神奈川、2016年)


オル太 / OLTA

《複製された笑い》(2016)

アーティストコレクティブ、オル太を映像で観る。インスタレーションの一部として展開された映像作品3本《GHOST TRIO》(2015)、《複製された笑い Reproduces Laughing》(2016)、《Take Don Quijote’s cue from a… 》(2021)をスクリーンで

【上映作品】
《GHOST TRIO》(2015) 34分07秒
《複製された笑い Reproduces Laughing》(2016)10分00秒
《Take Don Quijote’s cue from a… 》(2021) 11分12秒

【プロフィール】
2009年に結成されたアーティスト・コレクティブ。メンバーは井上徹、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi の5名。近年では国内外の芸術祭、劇場、美術館で横断的な作品発表を重ね、観客を巻き込みながら、現在と過去、リアルと虚構、性差、国などの境界線を、反逆的遊びをもって揺さぶるような体験を生み出している。

◯参加した主な展覧会
『Eternal Labor(エターナル・レイバー)』(国際芸術祭「あいち2025」、愛知県芸術劇場、2025年)
『ニッポン・イデオロギー』(横浜国際舞台芸術ミーティング2023、神奈川、BankART Station、2023年)/(ロームシアター京都、2023年)
釜山ビエンナーレ2016「Hybridizing Earth, Discussing Multitude」(韓国、2016年)


志賀耕太 / Kouta SHIGA

《スパイラルジェッティもんじゃ》 (2024-2025)

「遊び」のなかに日本の近代史や大衆文化の構造を独自の視点で反映した、《スパイラルジェッティもんじゃ》《ステートサイドゲーム》の2作品を上映

【上映作品】
《スパイラルジェッティもんじゃ》(2024年)10分24秒
《ステートサイドゲーム》(2025年)12分1秒

【プロフィール】
1998年東京生まれ。東京都を拠点に活動。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍。都市や身体を規定してきた制度や歴史的文脈を流用し、パフォーマンスや語りによってそれらを組み替える映像作品を制作する。近年は仮設された占領期の野球場や架空の地下裁判所を舞台にしたインスタレーションを発表。「遊び」を通して主体のあり方を問い直している。また、自主映画や出版の企画を行なっている。

◯参加した主な展覧会
「コート・オブ・ジャスティス」(229gallery、日本・東京、2025年)
「SAPPORO PARALLEL MUSEUM 2025 」(大丸札幌店、日本・札幌、2025年)
「SIDE GAME」(マイナビアートスクエア、日本・東京、2024年)


白川真吏 / Mari SHIRAKAWA

《やさしくなりたい》 (2023)

キャラクター表象を通して、自身や社会との関係を探る《やさしくなりたい》(2023)から最新作《超器官戦隊オーガンジャー》(2025)まで、初期作を含む5作品を上映

【上映作品】
《やさしくなりたい》(2023)14分9秒
《アイを教える(Chapter1)》(2021)4分26秒
《アイを教える(Chapter2)》(2021)13分20秒
《MAKE UP》(2019)6分11秒
《超器官戦隊オーガンジャー》(2025)5分17秒
《32.67kg(Short ver.)》(2023)6分12秒

【プロフィール】
1998年静岡県富士市生まれ。2023年多摩美術大学油画専攻卒業。現在は東京藝術大学大学院修士課程先端芸術表現専攻に在籍。架空のキャラクターとその身体に関心を持ち、映像やパフォーマンス作品を制作している。キャラクターと人間の関係性について問い直したり、オタク文化における身体表象を現実の身体へ逆輸入し、生産を前提とした身体の振る舞いから脱却することを試みている。

◯参加した主な展覧会
「NEW New Artists / NEW Backbone Artists 2025」(Art Center NEW、神奈川県、 2025年)
「金沢ナイトミュージアム・エクスペリメント展示力合宿 in かなざわ」(金沢市民芸術村、 金沢アートグミ、箔一ビル、石川県、2023年)
「『愛込め♡ミラクルロマンス(略)』についての証明であり、他者からの干渉を許す為の装置」(サイレン 601、神奈川県、2021年)


ソー・ソウエン / Soh SOUEN

2026年4月にウクライナで撮影された新作《N:20.04.26 – 04.05.26》をはじめ、「VOCA展2026」で奨励賞を受賞した《Pain things》、生卵を用いたパフォーマンス映像に基づく《Eggsesice》の計3作品を紹介する

【上映作品】
《Pain things》(2025)8分42秒
《Eggsesice – 息を合わすってなんだろう》(2024) 7分14秒
《N:20.04.26 – 04.05.26》(2026) 14分

【プロフィール】
福岡を拠点に活動。「呼吸」、「お臍」、「卵」など生と密接な事象から、人間の性質に迫る作品を多く手がける。近年では「呼吸」を最も根源的に世界を変容する運動ととらえ、ワークショップやインスタレーション、パフォーマンスを国内外にて発表。コロナ禍に始まったサラ・ミリオとのプロジェクトや、銀座エルメスフォーラムにて内藤アガーテの作品とパフォーマンスを実施するなど、様々な協働のかたちで独自の活動を展開している。

◯参加した主な展覧会
「開館30周年記念展『日常のコレオ』」(東京都現代美術館、東京、2025年)
「Your Body is the Shoreline」 (√K Contemporary、東京、2023年)
「京都精華大学55周年記念展 FATHOM — 塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、京都、2023年)


渡邊拓也 / Takuya WATANABE

《土が血を循るとき》 (2025)

移動や労働、人と環境の複雑な関係性を主題に、コミュニティとの関わりや社会状況への綿密なリサーチを行う渡邉拓也。今回は《Good luck on your journey》《草葉の陰から》《土が血を循るとき》の3作品を上映

【上映作品】
《Good luck on your journey》(2019)24分32秒
《草葉の陰から》(2024)10分14秒
とき》(2025)12分59秒

【プロフィール】
渡邊拓也は、主に映像インスタレーションを手がけるヴィジュアル・アーティストである。移動や労働、人と環境のあいだにある複雑な関係性を主題とし、コミュニティとの関わりや社会状況に対する綿密なリサーチを行う。個人の身体や空間という具体的な場に折り畳まれている、歴史や制度、市場や生態が絡まり合う構造的な力を明らかにする。

◯参加した主な展覧会
「クリテリオム101 渡邊拓也」(水戸芸術館、茨城、2024年)
「Some Sort of Tenderness*」(Delfina Foundation、ロンドン、2024年)
「誰かのシステムがめぐる時 」TOKASレジデンス 成果発表展(TOKAS本郷、東京、2023年)