レクチャーシリーズ
レクチャーシリーズは、CRAWLのプログラムの一環として開催されますが、どなたでもご参加いただけます。
文化芸術のフィールドでさまざまな形で「企画」について考え、実践してきた方たちをお招きして、レクチャーを開催します。
講師紹介
レクチャーシリーズを担当する講師をご紹介します。
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。主な作品に、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した『文字移植』、妊娠・出産を未経験者たちが演じる『擬娩』など。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2013年から2015年、Dance Fanfare Kyotoの企画・運営メンバー。2018年より多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2019年より地図にまつわるリサーチプロジェクト「わたしたちのフリーハンドなアトラス」始動。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。
デザイン会社勤務を経て、英国で文化政策とアートマネジメントを学ぶ。1999~2013年公益社団法人企業メセナ協議会に勤務。プログラム・オフィサーとして企業が行う文化活動の推進と芸術支援の環境整備に従事。2013年よりフリーランス。「調整する人」の必要を感じてきた経験から、相談者が思い描く「こうだったらいいな」を一緒に形にするお手伝いをすべく、各種事業の企画立案、コーディネート、リサーチに取り組む。2016年より夜間と週末は社会人大学院教員。経験豊富な社会人院生と多彩な分野の教員に刺激をもらい、望ましい社会のありようをアートの視点で考える日々。
前豊田市美術館学芸員(1997–2024)。これまで企画した主な展覧会に、「ダブルリバー島への旅:曽根裕」(2002)、「Twist and Shout Contemporary Art from Japan」(2009/バンコク・アート&カルチャーセンター/国際交流基金主催)、「石上純也─建築の新しい大きさ」展(2010)、「反重力」展(2013)、「杉戸洋─こっぱとあまつぶ」展(2016)、「ビルディング・ロマンス」(2018)、「ホー・ツーニェン:百鬼夜行」(2021–22)、「ねこのほそ道」(2023)、「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」(2024)など。「あいちトリエンナーレ2019」キュレーター(2019/名古屋市、豊田市)、美術雑誌やウェブマガジンに執筆多数。