ドゥーリアのボールルーム」の関連イベントとして、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、山本美里さんをお招きしてトークイベント「続・『ドゥーリア』を上からみたり、下からみたり、斜めからみたり する」を開催します。
医療的ケアを必要とする子どもの養育経験を背景に表現活動を行っていらっしゃる山本さんと、フェミニズム/クィアカルチャーの文脈で活動してきたブブ・ド・ラ・マドレーヌさん。

なぜ、「」がタイトルについているかというと、本プロジェクトに先立ち4月8日に開催したフリンジ企画で同タイトルのトークイベントをすでにオンラインで開催したからです。
そのときは事前に内容の打ち合わせを行わず、一人が一定時間(約8分)話し、もう一人が続けて話し、それぞれの言葉がその場で並ぶ状況をつくりました。そのときに出てきたクリティカルなキーワードの数々(「お正月とフェミニズム」、「無償の愛の搾取」など)は、ケアとフェミニズムの交差の中にいながら思考をとめずに、表現をつづける2人だからこそ出てきたものでした。

今回の関連イベントは企画者のもさんの急逝のため、打ち合わせや開催意図などを完全に把握しきれないままフリンジ企画を終えたブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、山本美里さんのリベンジマッチです。お二人には縦横無尽にあの日の話のつづき、「ドゥーリアってなんだっけ?」から始めてもらいます。

【こんな方におすすめ】
▷ケアと表現に関心のある方
▷フェミニズムに関心のある方

開催日時

2026年6月17日(火)19:00-21:00

会場

オンライン

参加費

無料、事前要申込


撮影:早川智彬
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
アーティスト/ドラァグクイーン

1961年大阪市生まれ。関西在住。学生時代は演劇に没頭。1990年代より国内外で映像、パフォーマンス、立体や絵画作品の制作と発表を続ける。ダムタイプの舞台作品《S/N》(1994-96年、15ヶ国20都市にて公演)に出演。近作は《人魚の領土ー旗と内臓》(2022年)など。アーティストとしての活動と同時に、HIV/AIDSと共に生きる人々やセックスワーカー、女性、セクシュアルマイノリティの健康や人権についての市民運動や福祉相談業務に携わる。年に数回、京都クラブメトロ等にてドラァグクイーンとして出演。共著に『セックスワーク・スタディーズ−当事者視点で考える性と労働』(SWASH編、日本評論社、2018年)など。第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「In Minor Keys」(2026年5月9日~11月22日)に参加予定。

山本美里
写真家

1980年生まれ。2008年、第3子が障害を持って生まれ、「医療的ケア」を必要な子の親となる。その息子が特別支援学校入学を機に、学校待機の日々が始まる。2017年京都芸術大学通信教育学部美術科写真コースへと進み、息子に常に付き添う自分自身を被写体とした写真作品の制作を開始。2021年写真集「透明人間 -Invisible Mom-」自費出版し、展示活動を始める。2023年12月、再構成、再編集した写真集「透明人間 -Invisible Mom-」をタバブックスより出版。2025年に子を亡くし、現在は主に自分自身の身の回りで起きた出来事や想いをテーマにし、制作、展示、講演活動を続けている。

Website : https://inbisiblemom.studio.site/
Instagram : @m.yama_moto