撮影:伊藤靖史(Creative Peg Works)
Aokid

14歳の時にミスチルのアルバムを手に取ると”世界”に対して自分なりの考えを持ち、言っていいんだ、というのがわかって音楽をやりたいと強く思った。周りに言えなくて楽器の代わりに買ったダンスの本を頼りに次の日から学校の友人とダンスを始めた。映画のような青春を目指した理由である、大学で映画専攻のある美大に入り周りの真似をして絵を描くことを始めるとそれが小さい頃の記憶と接続することがわかった。大体その頃から都市というものが世界にあるとそれを目指していった。生きている運動を伴って変わる時間や空間に興味がある。

主な展覧会:
2025年 個展「この家の天井は天空とつながっている。」アート / 空家 二人、東京
2023年 個展「CALENDAR」Art Center Ongoing、東京
2023年 個展「空をおこして 」「顔をみせて 」STスポット、横浜

主な受賞歴:
2015年 第12回グラフィック「1_WALL」グランプリ

芦川瑞季/Mizuki ASHIKAWA

1994年生まれ。武蔵野美術大学大学院博士後期課程修了。出会った風景から受容した気分をもとに、リトグラフを用いて作品制作を行う。版の表面性や不可逆性と、知覚から得られる情報を重ね合わせ断片的イメージを構成している。近年は過渡性のある風景に関心がある。

主な展覧会:
2025年  個展「芦川瑞樹 展」アートゾーン神楽岡、京都
2024年 「落石計画第14 期 霧界/Unbound」旧落石無線送信局跡、北海道
2023年 「誰かのシステムがめぐる時」トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京

主な受賞歴:
2022年 第3回 PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ2022 一般財団法人NISSHA財団賞
2021年 第8回山本鼎版画大賞展 大賞
2019年 アートアワードトーキョー丸の内2019 A.A.T.M.2019三菱地所賞
2018年 第19回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト

KANOKO TAKAYA

Kanoko Takayaは、京都を拠点に活動するアーティスト。 手で触れたくなるような有機的なフォルムや多様な素材の探求を通じて、人間の身体、感情、自己発見の関係性を探る。 2016年にバリへ拠点を移し、個人としての内省と自己発見に焦点を当てた創作活動を始めた。その過程で、自己表現の媒体として多様な素材を作品に取り入れ、無限の実験と非伝統的な技術により、絵画と彫刻の境界を超えようと試みている。人体を連想させる曲線やテクスチャーが特徴で、観る者に親しみと親密さを感じさせる。

主な展覧会:
2025年 「In Her Hands」Prestige Gallery、シンガポール
2024年 個展「Skin Ship」TERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERY、東京
2024年  「ARTJOG : Motif – Lamaran」Yogyakarta、インドネシア

坂本森海/Kai SAKAMOTO

陶芸家/美術家。1997年生まれ。長崎県出身。2019年旧京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形コースを卒業。同年からシェアスタジオ「山中suplex」に在籍。陶芸が内包する、土や火、食べることといった根源的な行為や要素を手がかりに、陶芸や映像、ワークショップなどを使って作品を制作している。

主な展覧会:
2025年 「GO FOR KOGEI 2025 」New An 蔵、富山
2025年 個展「火と土と食べたいもの」京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、京都
2024年 「半井桃水館芸術祭 シャンデリア」半井桃水館、長崎

撮影:Karyn Ashley Ebone Zialor
タツルハタヤマ/Tatsuru HATAYAMA

現実と妄想の境界があいまいになる瞬間に魅力を感じ、ドローイング、服、タペストリーなど様々な表現方法を試しながら作品を制作している。近所の草花や子どもの時の記憶、世界各地の神話を手掛かりに美術を通して新しい物語を紡いでいる。

主な展覧会:
2025年 個展「カラフルなパレード」Art Center Ongoing、東京

主な受賞歴:
2024年 第27回岡本太郎現代芸術賞(特別賞)
2022年 第25回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト

八木恵梨/Eri YAGI

1994年沖縄県宮古島市生まれ。「うまく説明できないけれど、直感ではそれが重要だとわかる」、そんな“暗示めいた事柄”を、イメージを通して解読し、他者に共有しようと試みています。近年は、「怒ってテーブルを叩く半魚人」のイメージを中心に制作しています。

主な展覧会:
2024年 個展「The Half‑Fishman’s Table」Gallery Blue 3143、東京
2023年 個展「TABLE MANNER LIFE, SAVE, AH〜 #8」Ritsuki Fujisaki Gallery、東京
2022年 個展「LIFE, SAVE, AH〜 #6」Token Art Center、東京

主な受賞歴:
2022年 第23回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト

𠮷田勝信/Katsunobu YOSHIDA

採集者・デザイナー・プリンター。山形県を拠点にフィールドワークやプロトタイピングを取り入れた制作を行なう。近年の事例に海や山から採集した素材で「色」をつくり、現代社会に実装することを目的とした開発研究「Foraged Colors」や超特殊印刷がある。趣味はキノコの採集および同定。

主な展覧会:
2025年 「VOCA展2025」 上野の森美術館、東京
2024年 「ゴミうんち展」21_21 DESIGN SIGHT 、東京
2023年 「もじイメージグラフィック展」21_21 DESIGN SIGHT、東京